いまの会社を辞めたい…。そう思ったら、あなたはどうしますか?

早めに準備を始めても、いざ退職届を出す段階になると大変です。上司も同僚もびっくりして理由を聞いてくるのですが、言いにくいことをどう伝えたらいいのか分からないですよね。場合によっては何人もの役職持ちに囲まれて引き留められたり、家に押しかけられたり…。にわかには信じられませんが、本当にこんなことがあるんです。

このサイトは「どうすれば円満退職できる?」「退職代行のメリットや探し方は?」という疑問に答えるべく、退職を目指す人のための情報提供の場として立ち上げたものです。

この記事では、会社を辞めると決意したときに知っておきたい退職準備のタイミング&退職代行を使うべき状況について解説しています。

 

退職は何か月前から準備すべき?

退職代行探し&やめる準備はいつから始めるべき?

退職準備は「いつから始める」と決めず、会社を辞めたいと思い始めた段階から始めるべきです。
そうでないと、いざ退職を届出ようと思った時、辞めにくい状況になっているかもしれません。給料アップを提示されたり、新人が部下として配属されてきたり、自分なしでは職場が回らない状況へとどんどん追いやられてしまいます。
引き継ぎをきっちり行ってから辞めるのであれば、3~6ヵ月前には辞める準備を始めておくのが適切です。

 

ギリギリでも2週間前までに退職届提出を

実際には、準備万端で退職できる人はほとんどいません。
職場が繁忙期に突入したせいでまったく考える時間がもてなかったり、お世話になった上司や同僚のことを考えてギリギリまでためらってしまう人が大半です。そんな時は、民法の規定に従って2週間前までに退職届を出すことが出来ればOKです。就業規則よりも民法のほうが優先されるので、会社の決まりを気にする必要はありません。

実際に、法律の条文をチェックしてみましょう。

退職届はいつまでに出せばいいのか【民法&労働基準法】
民法626条
  • 無期雇用or雇用期間が5~10年を超えるなら、一方的に辞められる
  • その場合、3ヵ月前までに告知する必要がある
民法627条 雇用期間別・退職届を出すべき時期

  • 無期雇用:2週間前まで
  • 有期雇用:期間の前半 ※6ヵ月以上の雇用契約…3ヵ月前まで
民法628条 雇用期間の定めがあっても、やむを得ない理由(ケガや疾病等)があればすぐに退職できる
労働基準法20条 (雇用主に対する定め)
解雇予告は30日前に行うこと

「雇用契約はいつ解除できるの?」という疑問に3つの条文が答えていますが、このうち一番重視されるのが627条&628条です。有期雇用でも5年以上勤務すれば無期雇用に切り替わるので、実際には627条の「2週間前まで」という規定が適用されることが大半です。
本当にもう限界だと感じたら、2週間ガマンするだけですぐ辞められるんです。
これを知らないと、引き留め作戦に引っかかってしまい、ますます精神をすりへらしてしまいます。

 

退職代行はどんな時に使うべき?

退職代行を使うべき状況とは

退職代行は、一度も出社せず今すぐ退職したいときに使えるサービスです。準備を進める時間がなかったり、精神的に限界がきたときの「お守り」として覚えておくといいですよ。
夜中にLINE等で相談して依頼手続きを済ませるだけで、朝には会社に連絡しておいてもらえます。あとは郵送で退職届のやり取りをすれば、もう勤務先と話し合う必要はありません。スピード退職が売りのサービスですが、きちんと円満退職のためのシナリオや口実も提案してくれます。

 

こんな状況ならすぐに依頼を

本当に身体を壊してしまいそうな危険な状況なら、すぐ退職代行に頼むべきです。

万が一の事態になっても、国や会社が保証してくれるかどうかは望み薄です。平成29年の厚生省の調査だと、精神障害に関する労災請求は1,732件(うち補償を受けられたのは500件強)です。全国で辛い状況に追い込まれている人はたくさんいるのに、労災を認めてもらおうと思ってもその1/3以下の人しか補償してもらえません。

もしこんな状況に心当たりがあれば、すぐ退職比較に依頼してくださいね。

すぐ退職代行に依頼したほうがいい人

  • 職場で毎日パワハラ・セクハラを受けている
  • 月残業が60時間を超えている(100時間を超えると無条件で会社都合退職にできる)
  • ケガをしてしまうかもしれない危険な状況で働かされている

何かあってから辞めても、その後の転職どころか人生そのものに支障をきたします。辛い思いをして働き続ける必要はありません。

 

まとめ&運営者の自己紹介

退職準備は早く始めるに越したことはありませんが、ギリギリになってしまっても2週間前までに「辞めます」と伝えればOKです。

退職代行を使ってすぐ辞めるのもおすすめです。何かあったときのお守りとして・もう限界を迎えそうな人の緊急手段としていい業者を知っておけば、役に立ちますよ。チェックだけでもしておくのはいかがでしょうか。

 

運営者プロフィール

27歳・元建設業。なんとなく条件の良さそうな会社に入ってみたら、とんでもないブラック企業でした…。やむを得ず、3年前に退職代行を使って辞めました。

会社を辞めたい人の意見や退職代行の情報をあつめて、皆さんのお役に立ちたいです。よろしくお願いいたします。